これが、私たちが株式会社OWNICを設立した理由です。
昨今、あちらこちらで事業承継の重要性がうたわれています。そして、本屋にもインターネットにも、事業承継に関する知識は溢れています。
しかし、経営者の方も、事業承継が重要だという理屈は分かるので、実際に検討してみようとしてみたら、
- 継げそうな身内もいるけど、何となく話しが進まなくて、、、
- 専門家に聞いてみたら、相続の話しをされ始めちゃって、なんだか本当に進めて良いか分からなくなって、、、
- 結局M&Aをやるんだろうけど、買い手が見付かるかも分からないし、何より手数料が高くて、、、
等々、なかなか話しが前に進まないのが普通です。
その原因はどこにあるのか。
私は、弁護士として事業承継に悩む方々と共に悩み、
また、私自身、父親が経営する印刷会社の事業承継について当事者として悩んだ経験から、
事業承継は、方針を決めるまでが一番難しいのにもかかわらず、
高額な専門家報酬を支払える場合を除き、方針を決める場面では最適な情報に接する機会が非常に少ないという問題があることを知りました。
また、専門家の報酬が高額なのは、一筋縄ではとても対処することができない複雑かつ多くの論点を整理し、最適なスキームを提案・実行するには単純に手間がかかるからである、ということも弁護士として、当然知っています。
私は、事業承継に悩むオーナーと専門家との間に埋まることのない、
この距離感を埋められる何かがあれば、真に事業承継の問題を解決できると考え、
オーナーに寄り添い、専門家との情報格差を埋め、壁打ち相手となる事自体を目的とするOWNICを設立しました。
当社が提供する価値は、事業承継に悩むオーナーに一気通貫で寄り添うことです。
事業承継に悩むオーナーと伴走すること自体が目的の会社です。
自分たちの親や先祖が、作り、成長させ、守ってきた価値を自分たちの子ども世代まで残すお手伝いを通じて日本を元気にしていく。
そんな気持ちでお客様と向き合わせていただけることに感謝しつつ、更にお客様に貢献できるよう、成長していきたいと考えています。
株式会社OWNIC
代表取締役
田村 和之